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節分・豆まき
2013-02-02
節分には豆をまきますが、これは中国の習俗が伝わったものとされています。豆は「魔滅(まめ)」に通じ、無病息災を祈る意味があります。昔、京都の鞍馬に鬼が出たとき、毘沙門天のお告げによって大豆を鬼の目に投げつけたところ、鬼を退治できたという話が残っており、「魔の目(魔目=まめ)」に豆を投げつけて「魔を滅する(魔滅=まめ)」に通じるという説がありますが、恵心保育園の豆まきの場合、自分達に降りかかってくる厄を祓うという解釈ではなく、鬼は外にいるのではなく自分の中にいるんだよ!ということを子ども達に伝えていきたいです。怒り鬼・泣き虫鬼・自己中鬼など人間は煩悩によって自分中心な考え方になってしまい周りが見えなくなってしまうことが沢山あります。豆まきを通じて、そんな自分の中にいる鬼の存在に気づき、煩悩や自分の欲を完全に消し去る事はできないけれど、自分の今までの行動を振り返り、改心していく事はできるでしょう。そして、自分の事はもちろん相手の痛みや辛さを理解したり、困っている人や悲しんでいる人がいたらそれに寄り添っていけるような子に成長していってほしいです。
豆まきの様子は保護者専用ページへ!!
豆まきの様子は保護者専用ページへ!!